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【東チベット】鳥葬を見る in ラルンガル・ゴンパ(五明佛学院)

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東チベット・ラルンガルゴンパ。

街をはずれる1本の道を歩いていくと山道になり、
その後広がる平原の中に、
突如として異様な雰囲気の建造物が現れたのです。
(⇒前回記事

20140118-00.jpg

その建物群に近づいてみると、

20140119-00.jpg

不気味なガイコツのオブジェ

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どこかのテーマパークにありそうなやつ

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だんだんと、その周りに人が集まってきた。

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そして、しばらくするとある場所が
ものすごい人だかりになってきた。

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20140119-00.jpg

これから何が行われるのか、というと。

ここ東チベットのラルンガル・ゴンパでは、毎日
遺体を鳥に食べさせるという、
「鳥葬」が行われているのです。

日本人にはあまり馴染みが無い鳥葬ですが、
チベット人にとって、最も一般的な方法とのこと。

その光景は、想像を絶するものでした。


□ ■ □

*鳥葬は基本的に撮影禁止ということですので、
 以下文章のみで失礼いたします。



まず、遺体がワゴン車に乗って到着。

その日の遺体は全部で4体ありました。
老人男性3体と、5~6歳と思われる女の子。

遺体は布に包まれた状態から皆の前で堂々と、
そして無造作に全裸の状態で取り出されます。
みな体全体が黄土色になっていました。

そして次の瞬間、鳥葬を執り行う専門の職人によって、
包丁で容赦なく皮を剥がれ、切り刻まれたのでした。

手馴れた職人の包丁さばきは迷いが無く、
今まで生きていた人間を扱っている感じでは無かったです。

その様子を見て、泣き叫ぶ人。
じーっと目を反らさず見守る人。
数珠を握り締め、祈りだす人。

僕は、あまりにも衝撃的すぎて、
なぜか逆に目を反らすことができませんでした。


職人が遺体を包丁で切り刻み、
骨をハンマーで砕いた後、
どこからともなくハゲワシがやってきます。

次第にとんでもない数になり、
最終的に400羽か、それ以上居たと思います。

今か今かと、その時を待つハゲワシたち。

そして、職人が肉片から離れると、
ハゲワシたちが一斉にそこに群がります。

この状態になると、鳥の数が多すぎて、
遺体の肉片そのものはもう確認できません。

ハゲワシはなぜかいくつかのグループに分かれておりましたが、
遺体を食べるものとそうでないものが居る様子でした。


チベットでは一般的な鳥葬。

集まった人々は、何を思いながらこの光景を見ているのでしょうか。

20140119-00.jpg

いつかは自分もこうなるんだ、って
自分と重ね合わせてみたりするのかな。

20140119-00.jpg

20140119-00.jpg

僕は、鳥が人間を食べる瞬間そのものよりも、
5~6歳と思われる女の子が
目の前で切り刻まれる瞬間が、
間違いなく、今まで生きてきた中で最も衝撃的な光景でした。

人間の体が切り刻まれていく様子は、
紛れも無くグロテスクでした。

魂が解放された後の肉体は、
チベット人にとっては肉の抜け殻に過ぎないと言います。

でも、日本で生まれ育った僕には
そういう考え方が無いので、

今まで生きていた人間が、
亡くなったことで一瞬にしてモノのように扱われてしまう。


ということが、
今まで作られてきた自分の中の概念を
根本からひっくり返す方法だったことが、
衝撃を受けた要因なのだと思います。

20140119-00.jpg

数年前、僕の祖母が他界したとき、
葬儀で無くなった祖母の顔を見ても実感がなく、
死を身近に感じられなかったのです。

が、今回この光景を見て、痛いほどに

「死とは何だ。生とは何だ。」

という疑問が胸に突き刺さって、
脳みそが混乱しまくっているのです。

自分の中で「これだ」という結論は出ませんが、
生と死を考える充分すぎるキッカケとなったことは
間違いありません。

死を知ることは、

生を感じること。

20140119-00.jpg

ここでの一連の光景は、
人生の大きなテーマについて、
一つの考え方を提示しているように思えたのでした。

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【鳥葬(sky burial) by Wikipedia】

チベット人にとって、最も一般的な方法。
中国語では「天葬」と呼ぶ。

死体を郊外の荒地に設置された鳥葬台に運ぶ。
それを裁断し断片化してハゲワシなどの鳥類に食べさせる。
これは、死体を断片化する事で血の臭いを漂わせ、
鳥類が食べやすいようにし、
骨などの食べ残しがないようにする為に行うものである。

死体の処理は、鳥葬を執り行う専門の職人が行い、
骨も石で細かく砕いて鳥に食べさせ、あとにはほとんど何も残らない。

チベット高地で鳥葬が一般的になった理由のひとつに、
火葬や土葬は環境に対する負荷が大きすぎることもある。
大きな木がほとんど生えないチベット高地で火葬を行うためには、
薪の確保が困難なのである。


【ラルンガルゴンパの鳥葬】

僕が行った2013年11月現在、
曜日に関係なく毎日行われているようでした。

場所を地図で示すとこんな感じです。
(拙くてすみません)

20140118-00.jpg

現地の人に「天葬台」と書いてみせると
通じることがあるので、
もし迷ったら道行く人に筆談で聞いてみるといいでしょう。

事前情報で12時開始と聞いていましたが、
実際に始まったのは14時ごろでした。


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2014-01-19 : 【★】東チベット : コメント : 8 : トラックバック : 0 :
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非公開コメント

ハゲワシ
生きている動物は狙わないようですね。
魂を天に連れていく使者にしては見た目が残念ですね。
2014-01-19 03:59 : トゥカン♂ URL : 編集
鳥葬
歩いて行ったんだねー。
遠くなかった?何分くらいかかった?
2014-01-19 08:06 : りりー URL : 編集
Re: ハゲワシ
トゥカン♂さん

そうみたいですね。
たしかに、見た目そんな雰囲気ないですね。汗
2014-01-19 13:22 : OGGY URL : 編集
Re: 鳥葬
りりー

宿から1時間くらいかなー
けっこう遠かった。
2014-01-19 13:22 : OGGY URL : 編集
これは。。。
撮影禁止の看板ありませんでしたか?
見てないですか?
自分が言った時撮影禁止の看板とチベット人が厳重にチェックしてて中国人皆おこられてたんですが。。。
2014-01-20 22:58 : Kanno URL : 編集
Re: これは。。。
Kannoさん

撮影禁止の看板は確認できなかったのですが...

周りに居たチベット人がみんなスマホで撮りまくっていたので
撮ってもいいものなのだと判断しました。
2014-01-20 23:44 : OGGY URL : 編集
そうですか
チベット人は撮影Okなんですよ。
外人や観光客はNGらしいです。

僕も一緒に行ったチベット僧侶が撮影してくれましたけどね!
2014-01-21 16:27 : Kanno URL : 編集
Re: そうですか
Kannoさん

そうなんですか?その情報は知りませんでした。
僕が行ったときは中国人観光客もバンバン撮ってて、
誰も止める人は居ませんでした。
2014-01-21 20:43 : OGGY URL : 編集
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