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殺人センター・アウシュビッツ

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□ ■ □


ポーランド第2の都市・クラクフからバスで2時間弱。

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「負の世界遺産」と言われる
アウシュビッツ強制収容所にやってきました。
*行き方等は記事一番下に載せてます

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アウシュビッツ(Auschwitz)というのはドイツ語の読み方で、
ポーランド語だとオシフィエンチム(Oświęcim)と呼ばれています。


恥ずかしながら僕は、
少し前までアウシュビッツ強制収容所についてあまり知らず、
他の方々のブログを通してその実態を知ったとき、衝撃を受けました。

それでも、どこかまだ他人事のように思えていました。

「絶対に自分の目で確認しなければ」

といった義務感のようなものも
不思議とそこまで湧いてこなかったものの、
ポーランドに来たからには行こうとは思いました。


アウシュビッツで唯一の日本語ガイド、
中谷剛(たけし)さんにガイドをお願いしました。

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ガイド+入館料で40ズウォティ(1,300円)
その日は12人くらいの日本人の方が一緒でした。

ヘッドセットで中谷さんのガイドが聞きながら進みます。

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ツアーは、最初の殺害実験が行われた第一収容所跡から開始。

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ナチス・ドイツは当初刑務所としてこの収容所を設立しましたが、
徐々にその存在はユダヤ人絶滅・殺人センターとしての場所へと
変貌を遂げることになるのです。


アウシュビッツについては他にも様々な方が
実態について書かれていますので全部網羅して書かず、
個人的に印象に残ったいくつかの点をピックアップしたいと思います。


■アウシュビッツ強制収容所の位置

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何でポーランドに?

と思っていたのですが、
ヨーロッパのほぼ真ん中に位置し交通の便が良いことから、
効率よく人々を連行できるこの場所に強制収容所が建てられました。

敷地も広かったため、どんどん収容所が拡大していったのです。

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二重になっている有刺鉄線には高圧の電流が流れていた

天気が悪いのもあるでしょうが、
ひっそりと佇む収容所には何だか陰鬱なものを感じます。



■死の選別~殺人までの流れ

数え切れないほどたくさんの人々、主にユダヤ人が、
列車でここに連れてこられました。

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連れてこられてすぐに行われるのが、

選別

です。


働けそうな人は使ってから殺す。

働けない人はすぐ殺す。



子どもなどを含め、8割の人々はすぐ殺される側でした。

写真の右奥に見える行列の先は、ガス室へと続いています。

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ガス室の外観↓

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ガス室内は、僕のときは写真撮影禁止でした。

コンクリートの広い部屋に一つ天井窓があり、
そこから毒ガスの缶が撒かれたそうです。

使われたのが、

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チクロンBという殺虫剤。

猛毒のものではあるんですが、
本来殺虫剤なので死ぬまで20~30分もがき苦しむそうです。

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死んだ後は焼却炉で死体次々を焼く。
それでも追いつかないときは、外で焼きました。

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■連行された人々の管理方法

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こういった行程はすべて、
ドイツ兵が行うのではなく同じく収容された

ユダヤ人

が行っていたのです。


↓この絵の中で、左端の棒を持っている人が監視役。

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こうすることで、ドイツ兵に精神的負担をかけないようにするのと、
収容されている人の中で階級を作ることで
収容所内での反乱を抑制させる目的がありました。

監視役の方が待遇が良いですが、
どんな精神状態になっていたのか、想像も付きません。



■遺品の数々

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第一収容所跡には、犠牲者のおびただしい数の身の回りの物がありました。

メガネ、

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義足、

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鍋などの食器、

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名前や出身が書かれたかばん。

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これは、連行された人々を安心させるために書かされたと言われています。

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その中でも靴は計り知れない数がありました。

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アウシュビッツに来て良かったのは、
これらを生で見れたことです。

ここまでの話は、人から聞いたりブログ上で見るだけでも理解できますが、
実際にこの量の遺品を目にしたとき、言葉を失いました。

数で紙に書くとそれだけで終わってしまいますが、
視覚的に飛び込んでくる情報は圧倒的にインパクトがありました

これらの遺品はそのままの姿で残されており、かなり生々しかったです。

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■最大の収容所・ビルケナウ

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第一収容所から無料のシャトルバスで数分のところにある
ビルケナウ収容所の収容者数は、9万人にも及びました。

人々を乗せた列車

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収容所のベッド

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トイレ。

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1日2回、20秒までと決まっていたそうです。


以上、だいぶ端折っていますが
アウシュビッツの簡単な概要です。

(他の方のブログに、もっと詳細が載っています)


◇ ◆ ◇


中谷剛さんは中立的な立場でガイドをしてくださり、
色々なことを考えさせるきっかけを与えてくださいました。

特に中谷さんのガイドで印象的だったのが、

世の中の出来事はすべて結びついている

という考え方。

このアウシュビッツを単なる1つの過去の悲劇として
捉えることはできますが、
今起こっている様々な社会問題も関連づいているという見方。

たとえば、イスラエルのパーカーを着た
若者の見学者が居たのが印象的だったのですが、

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アウシュビッツで迫害を受けたユダヤ人の国・イスラエルが、
今はパレスチナ人に対して迫害をする側になっている現実。

1つ1つの事象として「別問題」と言い切るのには、
違和感が拭いきれません。

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アウシュビッツの事象をただの悲劇として捉えるのではなくて、
1歩進んで現代の問題に照らし合わせて考える。

今となっては、アウシュビッツはその「考えるきっかけ」
与えるために存在するのではないかと、
中谷さんのガイドを聞いていて思いました。

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「この歴史が繰り返されないように」

って口で言うのは簡単で、
平和を願うだけなら誰でもできるけど、
今も形を変えてこのようなことは世界の各所で起こっている

感情的になるだけではなくて、
社会問題をある程度俯瞰してその構造をきちんと理解すること。
一つの側面だけではなくあらゆる角度から見てみること。

そして傍観者になるのではなく、
今自分の目の前で起こってるというある種の臨場感を持って、
声を上げていくことが、
問題を解決するために大切な第一歩なのだと感じました。

うまくまとまらずすみません。


・ ・ ・


アウシュビッツには多くの若者の見学者が来ていました。

ここではドイツ人とイスラエル人が同じ場に居合わせ、
すれ違っているのです。

そのとき、お互いどんな風に考えるんでしょうか。

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同じグループだった日本人の中に、
2人のお子さんを連れたご家族がいらっしゃいました。

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単純に、まだこんな若いのにすごいなぁ、と思う反面、
理解できるのかなぁ、どんな風に思うのかなぁと思っていたのですが、

帰りのバス停で一緒になったときに話を聞いてみたら、

「この子がアンネの日記を読んで、来たいって言い出しましてね。
 今回はポーランドだけなんです」


とのこと。


た、頼もしすぎる。

僕なんかより遥かに知識があることでしょう。
(自分が小学生の時なんか、読書なんて苦痛で仕方なかった...)

アンネの日記を読んで来たいっていうお子さんもすごいし、
それを叶えてあげられる親御さんもすごい。

アウシュビッツの本編とは反れますが、
何だか理想の家族像を見た気がして印象的でした。

僕もこんな風なパパになりたいと思いました。


今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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【アウシュビッツ強制収容所への行き方】

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電車とバスがありますが、僕はバスで行きました。

クラクフのバスターミナルでチケットを購入。

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クラクフ⇔アウシュビッツ強制収容所
バス往復28ズウォティ(920円)*片道14ズウォティ(460円)
往復で買えました。

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8:25 クラクフ発⇒10:15 アウシュビッツミュージアム駐車場着
(所要1時間50分)

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10:30から中谷さんによるツアー開始、所要3時間程度。
その後自由に見学。

帰りは少し待って、
15:50 アウシュビッツ発⇒17:40 クラクフ着 でした。


◆日本人ガイド・中谷剛さん(TAKESHI NAKATANI)
 http://www.e.okayama-u.ac.jp/~taguchi/hito/nakatani.htm

上記ホームページに記載されているメールアドレスから、
行きたい日付等を直接連絡。
日程が合わない場合もあります。

電車やバスの時間帯などの詳細資料を送っていただけました。

料金はガイド料と入館料合わせて40ズウォティ(1,300円)でした。
(集まった人数で割勘する方式)

*第一収容所は15:00以降はガイドなしかつ無料で、
 第二収容所は常時無料で入館できます。


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2014-10-12 : 【29】ポーランド : コメント : 6 : トラックバック : 0 :
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非公開コメント

生と死
OGGYさん、いつ頃行かれました??
自分も中谷さんに案内していただいたので、その当時を思い出します。一月の豪雪で飛行機も度べないような悪天候の中で訪問したので、より収容所の恐さが伝わりましたけどね。
2014-10-12 17:10 : 受験生 URL : 編集
Re: 生と死
受験生さん

コメントありがとうございます。
僕は9月の初旬に行きました。

1月に行かれたんですね。
9月の時点でだいぶ寒かったので、1月はめちゃくちゃ寒そうですね...

また違って見えそうですね。
2014-10-13 00:36 : OGGY URL : 編集
No title
とても良い記事!
収容者が新しい生活を夢見て持って来たであろう鍋とか生活用品を見た時は涙が出たよ。私も自分の子供を連れて来て上げられる親になりたい!
2014-10-13 03:25 : アンダンテ嫁 URL : 編集
はじめまして
息子の予防接種のことを検索していて辿り着きました。

世界一周わたしにはしたくてもできないのでとても羨ましいです。
ポチっと押しました!

体に気をつけて素敵な旅を☆
また見にきます!
2014-10-13 04:30 : poco URL : 編集
Re: No title
アンダンテ嫁さん

うほー!コメントありがとうございます!!!

そうですね、生活用品、生々しかったですね。
良い家庭を築き上げてください!!
トルコ楽しそうですね^^
2014-10-13 18:42 : OGGY URL : 編集
Re: はじめまして
pocoさん

はじめまして、コメントありがとうございます!

息子さんが旅立たれるのですね。
ポチッとありがとうございます!

またいつでも遊びにきてください^^
2014-10-13 18:48 : OGGY URL : 編集
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プロフィール

OGGY

  Author:OGGY

  広告会社を3年で退社後、
  2012年12月27日~674日間
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